
2011年07月20日
星陣物語
すべての物語には、始まりがある。この物語は、昨年の9月、私が
1冊の本を買ったことから始まる。本のタイトルは『数学の秘密の本棚』、
そしてその著者はイギリス人数学者イアン・スチュアート教授である。
14歳のころから書きためてきたという彼のノートの中から、興味を
そそる数学ゲームやパズル、エピソードを選び出したと、そのはしがきに
ある。あのマイケル・ジョーダンが大学で数学を専攻していた話があるか
と思えば、ガウスが数学者になったわけなど話題の取り上げ方やアプロー
チの仕方が人間くさくて、面白い。
買って数日後、この星陣というパズルに出くわした。頂点が6つの星の
形の上に、1から12までの数を1つずつ置いていき、どの線の上にある
4つの数を足しても同じ26になるようにする問題だ。「もっと難しくす
るために、一番外側の6つの数を足してもやはり26になるようにしてほ
しい。」スチュアート教授のこの言葉が私を駆り立てた。「できるまで絶
対に答えは見ない」、と。その結果が、下の図である。(続く)

1冊の本を買ったことから始まる。本のタイトルは『数学の秘密の本棚』、
そしてその著者はイギリス人数学者イアン・スチュアート教授である。
14歳のころから書きためてきたという彼のノートの中から、興味を
そそる数学ゲームやパズル、エピソードを選び出したと、そのはしがきに
ある。あのマイケル・ジョーダンが大学で数学を専攻していた話があるか
と思えば、ガウスが数学者になったわけなど話題の取り上げ方やアプロー
チの仕方が人間くさくて、面白い。
買って数日後、この星陣というパズルに出くわした。頂点が6つの星の
形の上に、1から12までの数を1つずつ置いていき、どの線の上にある
4つの数を足しても同じ26になるようにする問題だ。「もっと難しくす
るために、一番外側の6つの数を足してもやはり26になるようにしてほ
しい。」スチュアート教授のこの言葉が私を駆り立てた。「できるまで絶
対に答えは見ない」、と。その結果が、下の図である。(続く)


Posted by パズル太郎22 at 22:46│Comments(0)